なぜ、ほんわか倶楽部の活動を始めたのか?(きっかけの背景)-その2

 

事前メール講座を通読、フィードバックもしていただき、いつもありがとうございます。

ほんわか倶楽部・事務局の村田 敦(むらた つとむ)です。

自己紹介ページは、こちら

 

前回の「その1」から続編として送らせていただいておりますが、赤裸々な気もして配信を躊躇(ちゅうちょ)しなかったわけではありませんでした。

それにもかかわらず、早速の暖かいフィードバックを送っていただいて感謝いたします。

今回は『なぜ、ほんわか倶楽部の活動を始めたのか?(きっかけの背景)』の「その2」で、このテーマでの配信はこれで完了とします。

 

◇ 探し回って勇気を出して電話をかけてみては…

 

当時は「またか…」の繰り返しでしたが、ようやく、本心から全力で聴いてくれる人に、一人、二人と繋がるようになり、そのうちのお一人に継続して話すようにしました。

それだけでも、掻きむしるような辛い中、探し回るのはとても長い旅のように感じたものです。

そこは個人で運営しているところで、廉価なほうでしたが有料でした。

また「傾聴」とも謳っていたわけではありませんでしたが、全力で分かろうとする本気の気持ちが、おおむね常に感じられたので、まぁまぁ安心して話し続けられました。

あとは話しながら私自身で流れを創っていって、それを受け止めていただきながら、じわじわと心が呼吸できるようになっていった感覚を、よく覚えています。

 

  • 自分自身を取り戻していく実感
  • 抱えている問題や悩みの整理・客観視
  • 誰の受け売りでもない、自分自身の中からの新たな方向性

 

これらのようなことに実感を伴いながら、少しずつ目を向けていき始められたように思います。

今はこれでも手短に書いていますので、随分とスムーズに進んだかのように見えるかもしれませんが、当然、ぶり返しもあり一人で(心の)酸欠状態にも何度もなったりしました。

傾聴でなければ、ぶり返しもより起こりやすいのでは、と、今なら思えるところです。

 

◇ 一筋の…

 

それでも、全身全霊で受け止めようと心で接してくれる感覚(在り方)のある方に話せる、というだけでも、その時の私には一筋の光明でした。

そのような在り方を、それなりの深さを持って感じさせていただいた聴き手の方でした。

純粋な傾聴というわけでもなかったですし、特別なスキルなどはあまりお持ちではなかったように思えます。

 

それ以前に、スキル(Doing)以前に在り方(Being)だよなぁ〜というのが、分かりやすく感じさせていただいていた、まず、それだけでも全然違います。

当時の私には唯一、それだけでも良かったのかもしれません。もしかしたら。

逆に言えば、どんなスキルがあっても「必要となる在り方」が伴っていなければ、逆効果でしかないことを実感する旅だったとも言えるかもしれません。

 

極端かもしれませんが、もし、本心からの寄り添う心、受容なく伝え返しをされても、ピューと冷たい風を感じてしまわないでしょうか?

とにかく、私はその半年ほどで(心の)呼吸が出来るようになって、(心の中で)新たな水分補給もできるような変容を感じ取れていきました。

そうなると、自分で自分の心の声もいくらかは聴ける感覚も付いてきて、これが私としては後に知っていく「セルフ傾聴」に繋がっていくベースとなりました。

そして同時に、まだその先(今でいう「本来の傾聴」)があるのだろうなぁと、以前よりはずっと感じやすくなってきました。

 

◇ 自分が本当にしたいことは、何だろうか

 

ほんわか倶楽部の創設を考え始めたのは、更に半年後のことだったように思います。

「誰の受け売りでもない、自分自身の中からの新たな方向性」として芽生えてきたものでした。

 

かつて(心が)呼吸困難で巡り巡っていた時の私には、ほんわか倶楽部の立ち上げはもちろん、今のようなところまで来させていただけるとは予想など出来ていなかったように思えます。

最初から私一人で、ほんわか倶楽部をしようとは思っていなくて、傾聴メンバーさんになっていただける方を募って、チームとして進めていこうと考えていました。

私一人では聴ける範囲にも限りがあるし、全然、足りなすぎるだろうと思ったのと同時に、真摯な傾聴活動を始めたい方だって、きっと沢山おられるのではないかと願いました。

そのような繋がりの中で伴に進みたい気持ちも強くあって…

 

そうして私一人などではなく、皆さんと伴に創っていけたら…あの時、痛すぎた経験が続いたことに意味が与えられると思いました。

そうしてすぐに実感したことは、なぜ、立ち上げて間もない時から反響が強かったのだろうか?ということでした。

これは単に「潜在的ニーズが強かったから」などの客観的な言葉では言い切れないように思います。

 

◇ 最も個人的なものが、最も普遍的に

 

ここで傾聴の祖、来談者中心療法を創始しカール・ロジャーズ(PR)の言葉に、以下のようなものがあります。

 

最も個人的なものが、最も普遍的である。

自分が最も私的で、最も個人的なことだから他の人には理解しがたいと思っていた感情が、結果的に多くの人の共鳴を得る表現だった。

一人ひとりの内の最も個人的なもの、ユニークなものこそ、それをわかちあうと他の人の心に深く語りかける要素となる。

詩人や芸術がそれに当たる。

 

この言葉を受けて私は、「もっとも個人的なことは、もっとも普遍的なことに繋がる」というフレーズを忘れないようになりました。

私の視点で付け加えるならば、「もっとも個人的なことを突き詰めていけば、もっとも普遍的な伝播に繋がる」というような意味に捉えています。

傾聴者としての在り方にも通ずるものがあると思いますが、このような言葉で触れようとすると、なんだか難しくも感じてしまいますね。

そもそも考えるより、感じるものだと思いますし、考えただけで出来るようになるものでもないのではないでしょうか?

ほんわか倶楽部では、スキル(Doing)以前に在り方(Being)ということを、随所で書いています。

このことは、ほんわか倶楽部では共通言語として共有していきたく記しています。

 

◇ 「在り方」と「スキル」って、何だろう?

 

まず、傾聴の段階において「必要となる在り方」とは、一体、どのようなものなのでしょうか?

傾聴と一言に言っても、話し手の心には常に揺れ動く一定でないものがあります。

メンタルの状態も様々であり、今いる心のプロセスの段階も様々です。

リアルなエピソードから傾聴者の在り方に関して実感させてくれるのも、無料オンライン講座『「出来てるつもりの傾聴」から抜け出す最短ステップ』の肝です。

また、その流れが同時に『クライエントの状態・7段階』にも通じていて、実に感じやすくしていただいています。

(『クライエントの状態・7段階』についても、無料オンライン講座で図解で示されます)

プロを目指す傾聴者としてのチェックリストも公開されますので、自らの傾聴を客観視できる良い機会になります。

 

 

◯ ぜひ、あなたのお気持ちからの言葉を届けていただけますか?

 

この度も貴重なお時間を使ってステップを進んでいただき、本当に有り難うございます!

“配信は、まずはここまでとなりますが、今後の追加オプションでの配信も計画中”です。

現在までの配信一覧は、こちらをクリックしてご覧いただくことができます。

 

今回はほんわか倶楽部の創設の裏話のようなことを書きましたが、お読みいただいて、どのように感じられたでしょうか?

引き続き以下のアンケートにて、前向きなフィードバックをいただけましたら幸いです。

メール講座が進むにつれて、新たな気づきや発見などもありましたら、ぜひ、お伝えいただければ嬉しく思います。

 

※ フィードバック内容に応じてご提供

 

    • 一般非公開の傾聴・無料オンライン講座に優先ご招待
    • 傾聴メンバー選考のための正式なご応募・優先ご案内

※ 無料オンライン講座ご参加だけでなく、傾聴メンバーご応募のための書類選考の一環でもありますので、お気持ちがおありの方は併せて、よろしくお願いいたします。

 

四つ葉のクローバーの画像

 

 

  • ほんわか倶楽部では、「ほんものの傾聴」とは何だろうか?と、大切に考えて共に追い求めていこうとするお気持ちのおありの方のみとパートナーシップを結ばせていただきたいと考えております。
  • そのため、真摯に傾聴をお考えになる方にこそ、ぜひ、稀有なより良い機会をお届けさせていただきたいと取り組んでおります。
  • 傾聴者・カウンセラーとしての「在り方」とは、何だろうか?についても、無料オンライン講座『「出来てるつもりの傾聴」から抜け出す最短ステップ』で、リアルエピソードから触れられていきます。
  • プロを目指す傾聴者としてのチェックリストも公開されるため、自らの傾聴を客観視できる良い機会になります。

 

 

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