実際に「傾聴メンバーとしてパートナーシップを結べてからは、どのようになるのだろう?」と疑問を感じていらっしゃる方もいるのではないかと思い、今回のページをご用意させていただきました。
今まで傾聴メンバーになっていただいた方々からのご質問には、業務上の守秘義務に触れない範囲や、ほんわか倶楽部の方針などから外れない範囲で全てお応えしてきております。
以下がその全てというわけではありませんが、まずは今の段階でお伝えしておくこととして記します。
他にも、不明点や前向きなご質問などがありましたら、お気軽にお寄せいただけるでしょうか?
※ 現在、業務が混み合っておりますので、ご返答までには日数をいただく場合があります。
あらかじめ、ご了承願います。
当初からこの方針ですので、ご安心いただければと思います^^
このことに関してだけでなく、一連の流れに関して具体的にお伝えさせていただくために、このページでは【1】〜【4】として示させていただきます。
(追記として【5】もお付けいたしました)
内容的にとても長くなりましたので、一気にではなくてもお時間がおありのお手隙の際に…
ご自身のペースで何回かに分けて、ご精読いただきましたら幸いです。
まず、以下は…【1】ほんわか倶楽部での傾聴メンバー募集要項
- 上記の募集要項ページは、ステップを歩まれた方向けのため一般非公開としております。 他への転送・転記などはなさらないようにお願いいたします。
- 上記、募集要項で示していますように、電話応対のために「かけ放題」プランに入っていただいていることは必須となっており、そこは自己負担となります。 このことは個々の判断となりますが、傾聴メンバーさんと、ほんわか倶楽部は雇用関係ではなく、委託関係ということを踏まえていただきましたら幸いです。 (なお、クライエントさんとの傾聴中に、事務局が同席しないのはいわば当然とも考えられますが、上記、委託の意味でも傾聴メンバーさんに委任いたしますので、何かあったときのために待機はしてても同席はいたしません)
- スカイプのみでの応対とする場合は、電話での「かけ放題」は必要としませんが、全体的にはクライエントさんが望まれるのは、どうしても8割はスカイプより電話応対の方となっています。 そのため、もし、スカイプだけにするとご指名率は下がってしまうと予想されますので、あらかじめご承諾していただきたくお願いいたします。
- 今まではスカイプで応対の場合も一律、音声のみにしていましたが、今後、スカイプで映像ありにするかどうかは、各メンバーさんと相談の上、その意向に個別に沿いたいと考えています。 (この場合は、各・ご紹介ページで映像有無を明記して、あらかじめクライエントさんに提示することになる方針です) 音声のニュアンスやテンポ、間だけでなく、表情や視線、仕草などの非言語コミュニケーションのウェイトを上げるのならば、とても大事なことと再認識しているところです。
- 上記、募集要項や同ページの内容は項目によっては杓子定規ではなく、ご相談に応じてフレキシブル(柔軟)に変更するところも含まれています。 そうして当初より皆さまと話し合いながら進めてきたことが、ほんわか倶楽部のベースにもなっています。 当初よりメンバーの皆さまと共に考えて創ってきた、ほんわか倶楽部ですので、もし、このページに記したこと以外でもご不安な点などがありましたら、お気軽にご教示いただければ幸いです。
※ 現在、業務が混み合っておりますので、ご返答までには日数をいただく場合があります。
あらかじめ、ご了承願います。
【2】活動開始や活動継続のために、主に下記が必要となります。
以下は個別面談の後、傾聴メンバーとしてパートナーシップが組めてからのプロセスで必要となるステップで、ほんわか倶楽部・事務局からご支援させていただく項目です。
それぞれ時間は要しますが、ほんわか倶楽部・創立当初より【全て無料】です。
下記、それぞれに細やかなガイド(指針)も、無料でご用意してあり、傾聴メンバーさんはオンラインで、いつでもご確認いただくことが出来ます。
いずれのご支援も、ほんわかと、かつ、真剣・真摯に、かつフレンドリーに楽しく進めている方針です^^
- ご紹介ページ公開(デビュー)までの個別ご支援(最重要)
- 傾聴メンバー同士でのリアル傾聴・練習会の実施(オンライン)
- クライエントさんに傾聴を実施された後、事務局との個別振り返りミーティングの実施(毎回・3〜5日間以内に/必須)
- 傾聴メンバー同士での、傾聴についての談義ミーティングでの交流(オンライン/任意)
- 傾聴メンバーさんによる、ほんわか倶楽部サイトでのブログ投稿(ご指名率を、より向上)(任意)
上記全てのサポートは、ほんわか倶楽部では一切無料です。
(「2:リアル傾聴・練習会」は以前は任意にしていましたが、クライエントさんの現実的なことを踏まえさせていただいて、今後は定期的な必須にしようと考えているところです)
○「1(ご紹介ページ作成支援)」について
ここはクライエントさんが最初に見ていただけるところで、傾聴メンバーさんとの間において、もっとも重要なご縁の架け橋ですね。いわば、生命線のようなものとも言えるでしょう。
クライエントさんによっては「2週間もの間、毎日、目を皿のようにして見て、真剣に考えて考えて…」からお申し込みされたという方もおられます。
それだけ他所で痛い目に遭ってしまっているから、どうしても悩んだ…という現実です…。
他にも様々な他所のことは、こちらから質問せずともお聴きすることがありましたが、そのおかげもあって、ほんわか倶楽部としても色々と考えることが出来ます。
それだけではなく外部マーケティング会社に、ほんわか倶楽部・WEBサイトを客観的に観ていただいた上で…ご紹介ページは、わざと長めの文章量にしています。
これは、その理由が分からない他所の人からは「何で?」と、びっくりされることもあります。
これは、しんどい状態にあるクライエントさんにおいて、必ずしも全文を読まれることを期待しているわけではありません。
それは読むだけでも(インプットそのものが)しんどい状態で、明らさまに無茶なことでしょう。
ですが、何が心の琴線に触れる言葉かは人それぞれであり、その琴線に触れる言葉が散りばめられていて、そのマッチ度合いがあるほどにお申し込みになります。
それが手短なご紹介文ですと、自ずとその琴線が少ないことに、それだけ不安になってしまいます。
(だからと言って、ヤマカンで言葉を散りばめたら良いというものでもありませんので、その辺りは個別ご支援の際に共に考えながらお伝えしております。)
いずれにしてもご紹介ページで事前の自己開示も少なく、傾聴への姿勢もどのようなものか見えにくく…
それでは…
クライエントさんとしましては、それだけ「話しづらい話を、誰もまともに聴いてくれなかった話を…話してみよう」という振り絞るような勇気は出にくくなってしまいます。
大半のクライエントさんが、他所でお話ししてきた経験があるか、または他所と散々、比較検討してから、ほんわか倶楽部にお申し込みされておられます。
そういえば櫻井先生とは別の、ある傾聴の先生も、先日、投稿していましたが、傾聴の場で「さぁ、話ししてください」は傾聴の姿勢ではありませんしね。
(テキストだけで、このニュアンスが伝わるか不安ですが…)
私も全く同感でしたが、他所では意外と多いようで…センシティブさに欠けているのでは?と思えてしまいました…。
例えば、このような視点からの意図もありますが、これはごく一部で、まだまだ、今のようになっているプロセスと意図が秘められています。
良ければ、じっくり関わっていただけるほどに、お伝えしていけることが沢山あると感じているところです。
○ ご支援させていただく、村田の姿勢や方針について
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私は西暦2000年頃からマーケティング支援が従来の本職で、おかげさまで長年と言えるレベルになってきました。(以下は、その面からの私の自己紹介です。記載内容が多いですしジャンルも違いますので、気が向いたら、さっとでも覗いてみていただければ幸いです。)
合同会社 実践マーケティングセンター・村田 敦(むらた つとむ)の紹介
私が思うマーケティングの目的は、オーバートーク(過剰すぎる表現)で人を寄せ付けることでもなければ、「ないものを…まるで、あるかのように」錯覚させるような…
そのような搾取的な邪道ではありません。
そのようなものは瞬間最大風速では目立つものの、気が付いたら消えていっているというのも、私も業界的に知っています。
かつて独立当初、通信系の代理店をしていた時期があります。私の中では、随分と懐かしい話です。
その頃、集客のために各種・広告代理店を始めとしたマーケティング会社、コンサルティング会社に、大切な資金をたくさん吸い取られたかのような経験から、今があります。
(それは「資金を、ドブに捨てる」と言います(苦笑))
その現実を痛感してから「自分たちで出来るようになってしまおう!」と、当時の仲間とチームを組んで予算を出し合い、学び体得したものが、私の最初のマーケティング基盤になっています。
そのチームの中では、もっとも深く体得した人間が、手前味噌となりますが私です。
(単純に当時のチームメンバーの中では、もっとも向いていた適性だったというだけです)
私が思うマーケティングの目的は、必要とされている方へ…、丸いものを丸く、できる限り、ありのままを正しく”伝えきる”ためです。
この“伝えきる”ということだけでも、様々な垣根があり意外と大変です。
誠意は必ずしも、まっすぐ伝わらないこともあると考えたら、お察しいただきやすいでしょうか?
そうしてクライエントさんと出逢う前から、「あなたとお話ししたい」と強く思っていただけるようにする…惹きつけです。
ここに誤魔化しや、ましてや嘘があってはいけませんし、そんなのはフタを開ければ、すぐに分かってしまうことでしょう。
それは逆効果でしかなく、クライエントさんの状況・状態によっては迷惑極まりないことになってしまうかもしれません…。
(私も他所でクライエントとして、痛い目を見た一人で実感があります。)
そうではなく、必要とされている方に、必要とされている対応を真っ直ぐにご提供する…。
この実直に繋げるアクションこそがマーケティングだと、私は実感していますし、そのために仕事人として生きています。
もっと言ってしまえば、見た目が派手でなくても、実直・堅実なほうが伝わり、実際のご縁に繋がります。
それに自分自身としても、そのほうが自己一致してて楽しいですしね。
○ ご縁を繋ぐために、最も重要な…
そのために上記の「1」・「5」のためのご支援を熟練したプロとしてご提供(無料)しています。これは個々のメンバーさんにおいて、直接ご指名率に直結するとても肝要なところです。
(「1(ご紹介ページ)」が主幹で、「5(ほんわかブログ)」が枝葉です。
「1」で書ききれないところを、「5」で表現していきます。)
まっすぐに惹きつけるための表現の仕方というだけで、きっと奥が深いものなのだろうということは、お察しいただけることかなと想像しています。
私はこのような実質的に惹きつけるためのラィティングに、長年、関わってきて、マーケティング方面のクライエントさんの約9割には実績を上げていただいてきました。
それなりに精神力(魂)を使いますので、ほんわか倶楽部・傾聴メンバーさん以外でしたら、嘘偽りなく50,000円〜の個別ご支援です。
ですが、傾聴メンバーさんに限っては、当初より一切無料でさせていただいておりますし、もちろん、一切、手は抜きませんので、ご安心いただければと思います。
それだけ、傾聴メンバーになっていただける方々には、私はそれこそ金銭に換えられない価値を感じているとも言えます。
ご紹介ページは個々のデビューに関わるものでもあり、クライエントさんとのご縁の架け橋として最も重要なところですので、特に力を入れています。
痛切に求めておられるクライエントさんがおられることは、私はとても実感しています。
そう思うと、実直に繋ぐことの大切さは本当に重要だと思うのです。
そのために、より、ご指名をいただきやすいポイントが明確に分かっております。
その点を重々踏まえて、村田から直接、各メンバーさんに合わせた個別ご支援をさせていただいております。
※ 何よりも個々の傾聴メンバーさんの想い・特性… 各位のメッセージがより伝わりやすいように、ご本人の中から言語化していけるようにするためのマンツーマンご支援です。
そのために、以下の流れで綿密にステップ・バイ・ステップで進めさせていただいております。
- ほんわか倶楽部・事務局から、傾聴メンバー専用の「ご紹介ページ原稿作成ガイド」をご提供いたします。 (内容を見ると、「ここまで考えて表現されていたんだ!」と、まず驚かれます)
- ガイドを読み込んでいただいてから、まずはご自身で紹介文章を書いてみていただいております。
※ 文章の上手い下手など文章スキルは一切、問いませんのでご安心ください。 ※ しっかりと心を込めて書いていただければ大丈夫です。 ※ 送っていただいた原稿を、いきなり、そのまま公開することはありません。 ※ ”仕上げ・公開まで誠心誠意でサポート”しております。 - 次に、村田から綿密な個別フィードバックを、まずはテキスト(共有ドキュメント)でしていきます。 (手前味噌ですが「ここまで丁寧に!」と、びっくり・感動されることもあります)
- その上でご本人の言語化をより進めたり、ブラッシュアップするための細やかな個別ミーティングを実施しております。 (ここではライティングのためのコーチングの要素も入れます)
- こうして二人三脚で進めていき、ご自身が腑に落ちる言葉で仕上げていただいた段階で、公開前には最終校正・添削・編集を弊社でさせていただきます。
これらは、必要に応じて何度でも無料です。
こうして、言語化…書くことがとても苦手な方でも、お気持ちさえあれば必ずデビューできています。
○ 在り方を磨くことにも…
このことは、何十人もの傾聴メンバーさんをご支援させていただいてきて感じたことです。
ご紹介ページ作成のために、「う〜ん、う〜ん」と脳みそに汗をかくプロセス…正直、ここは楽とは言えません…。
これは重要な架け橋となるだけではなく、同時に「傾聴」そのものと、「傾聴」を通じて、どのように接したいか…ということについて、より深く考えるプロセスともなります。
言語化というアウトプットも伴いますので、より見つめ直すことが出来るという、いわば一石二鳥?のメリットがあります。
真剣に取り組んでいただければ、皆さま、かなりの充実感や気づきを得ていただいておられて、私も伴に頑張ったかいを感じられて、心から嬉しくなります^^
ここでは長くなりつつも、ざっくり?とまで示していますが、詳しくは、そのステップに至っていただいた際にお伝えさせていただきますね。
性質的に急いで効率的に仕上げるというものでもないですし、私から期限は明示せず「間延びしない範囲で(記憶が薄れすぎない範囲で)、ご自身でご無理のないところで」までしか言わないようにしています。
もし、個々のご事情などで期限が延長したとしても、そこを気にやまれなくても、私としては、いつでも快くサポートさせていただいております。
間延びし過ぎて、感覚がぼやけないようにするために打診はすることはありますが、心の仕事でもあり、決して急かしませんので、ほんわかと緩やかに進めていただけます^^
【3】クライエント応対前 ー 受付の流れ
(* ここでは、ごく簡易的に記します。
受付の流れについては、開始のご挨拶や終了時までの流れも含めて、別紙で傾聴メンバーさん向けの詳しい説明ドキュメントがあります。
それはマニュアルではなく、あくまで受付からの流れの説明とガイド(指針)です)
○ ほんわか倶楽部では、クライエントさんからのお申し込みで…
- ご指名なしのフリー申し込み
- 直接、ご指名お申し込み
上記の2パターンがあります。
(例えば、美容室でも美容師を指名するのと、指名しないで、というのがありますが似ているでしょうか。)
受付は、ほんわか倶楽部・事務局で全て対応しており、傾聴メンバーさんの応対は、基本的には全て事前ご予約制です。
- ですので、待機時間を持っていただくこともなく済みます。
- 時に「急ぎ」のお申し込みもありますが、それはその時点で応対可能なメンバーさんで対応いたします。
○ フリーお申し込みをいただいた際は…
- 傾聴メンバーさん毎の対応可能な範囲(時間・内容)などを踏まえて、事務局でどの傾聴メンバーさんが良いだろうかと割り振りを考えて、該当のメンバーさんに打診させていただいております。
- その上で内容とご予約希望日時も踏まえて、複数の傾聴メンバーさん候補をクライエントさんにメールでお伝えして選んでいただいています
- その際もクライエントさんに各々のご紹介ページを見ていただき、ご指名いただきますので、いずれにしましても、「1(ご紹介ページ)」・「5(ほんわかブログ)」が、要(かなめ)となっています。
○ ご指名・お申し込みをいただいた際は…
出来ましたら応対していただきたいですが、ご指名を受けたからと言って、「はい。お願いいたします」と義務のように必ず応対しなければならないという縛りは、ほんわか倶楽部ではありません。
なぜなら、過度な無理をしないことが肝要で、このことは傾聴メンバーさんの心理的安全性はもちろん、クライエントさんの現実を思えば、尚のことです。
私を含めた他の傾聴メンバーさんもおりますし、ほとんどのクライエントさんもスケジュール的に…と話せばご承諾いただけますので、時間的・内容的に難しければご無理いただかなくて大丈夫です。
(この受付の流れについては、こちらのページに詳しく記しました。閲覧パスワード:r3267)
いずれにしましても、ほんわか倶楽部・事務局としましては、クライエントさんだけでなく、傾聴メンバーさんの心理的安全性を守るという視点を忘れずに学んで考え続けて、取り組み続ける意向です。
【4】なぜ、傾聴メンバーさんへのご支援の様々は、一切無料なのか…?
今回は金銭的なことについても触れましたので、上記のような疑問も湧いてくるかもしれないと思い記すことにします。
今回の『事前メール講座』→『無料オンライン講座』→(櫻井先生の)『繋がる傾聴・俯瞰講座』(全6回で33,000円:税込)、このステップの創り方は、ほんわか倶楽部としても初めてのものです。
ほんわか倶楽部を始めた当初は、在り方を始め、スキルなどでも他で学んだり経験してきたものがあるのでしたら、実際の活動をしながら、さらに学ぶというのも良いのでは、と思ってスタートさせていました。
しかし、現実に進めていきますと…
深く実践的に、かつ俯瞰的に学ぶ、質の良いセッションでより実感を重ねていくという、このプロセスが先に欠かせないということが、当然のように明白になりました。
それは、何をどこから学ぶかという選定によって、全く違うのだということが…。
そんな頭では当然と分かっていたはずのことが…染みるように分かってきましたので、今回の実践的な学びを先にしたステップをご紹介しています。
外部講座である『繋がる傾聴・俯瞰講座』が良心価格ながらも有料のため、もしかしたら、ほんわか倶楽部・傾聴メンバーになるためには、お金がかかるのではないかな、メンバーになった後も…と混同させてしまうかもしれません。
ここまで書いてきましたように、ほんわか倶楽部自体では、メンバーご登録もデビューや活動、そのご支援の受けるために先行出費をしていただくことはありません。
ご安心いただければ幸いです^^
こう書くと事業への洞察力がおありの方からは、「それで事業として成り立つのか?」と鋭い質問をいただくことも、たまにですがあります。
つまり、全くの無料の仕事を、たくさんしてて大丈夫なのか?とも思われることがあります。
もちろん、事業として成り立たなければ、ほんわか倶楽部の存続すら成り立たないことになりますね。
まず私も、マーケティングやビジネスモデル構築支援の仕事もありますので、ほんわか倶楽部だけの仕事をしているわけでもありません。
(ちなみに、この2つは企業間取引ですので、一般相場的にも高単価です。)
そうは言いましても、ほんわか倶楽部に相当の時間と労力を費やしているのも事実ですし、維持コストも含めて継続的にかかります。
もし、あまりにお金がないと、生きていけなくなるだろうというのは私も同じです。
それを自社として、ほんわか倶楽部とは別部門で賄っているというのも、仮にそこだけ見たら「事業性として…」と、シビアなビジネスパーソンによっては思われるかもしれません。
ですが私も、ほんわか倶楽部で儲けようとは考えていない気持ちや想い、根性だけで、現実的な側面を観ていないということもありません。
そこで私としては…目先のことよりも…
○ 長期的な視点
…で現実的に考えており、これが事業としても基本だと踏まえています。自社としては、ほんわか倶楽部に目先の収益で大きいものは求めていないことは変わりません。
(ここで収益とは、それなりの金額をイメージして書いています。)
どこで維持コストを含めた回収と、その先での収益性を出していくのか?
それは、実際にクライエントさん応対をしていただいて報酬が発生してから、その極一部をほんわか倶楽部・事務局と収益分配していただければということになります。
そうして一件一件は金額として見てしまえば、決して大きなものではないものの、無料ご支援で私がかけてきた労力、私自身への費用(人件費・報酬)は何年もかければ… いずれはペイされます。
営業や集客支援、コンサルティングの場では「成果報酬」という考え方があり、それと似ていますが、違うところは、とても緩やかに考えているところです。
実際に利益が挙がったところで分配、それも緩やかに…。
このような流れにすることで、傾聴メンバーさんには、ほんわか倶楽部へ一切の先行投資をしていただかなくて大丈夫になると同時に、後述で触れますが報酬としての還元率もご提供できます。
(もし、何らかのご事情で傾聴メンバーを辞められる方がおられたとしても、それは致し方のないことですし、その際も何も請求はありませんので、ご安心いただければと思います。)
お一人だけを見るのではなく、全体で大きく見ての長期的な観点からの戦略です。
そもそもご支援と言いましても、それは双方向のコミュニケーションの上に効果的に成り立ちます。
そのコミュニケーションの上でお金以上に大切な影響を、メンバーさんからは与えていただいており、そのほうがずっとずっと価値が高い、無形の心の資産と感じております。
○ 報酬分配について
ご存知かと思いますが、ほんわか倶楽部では、クライエントさんにお支払いいただく実費として、一時間3,000円(税込3,300円)となっております。まず、クライエントさんの様々なご事情がありますし、単なる愚痴聞きなどではないのに、一時間3,000円(税込3,300円)は「リーズナブルで良心的な料金」と言っていただけることも多くあります。
この価格設定は、業界をリサーチしただけではありません。
私自身、クライエントさんと類似したような方々と、ほんわか倶楽部の立ち上げ前からプライベートでも関わっていましたので、そのリアルと下記から考えた価格設定でもあります。
そのうち傾聴メンバーさんには、クライエントさんに応対していただいた実費報酬として、一時間の傾聴応対あたり1,200円〜1,800円からとしていましたが、これは従来(傾聴相談員レベル)までのことです。
ここで上記の図を再掲しました。
新しく実力を付けて傾聴メンバーになられる方は、もっと実力を持っての活動となっていただけると想定しましたら、その実力度合いに応じて…
(上記の図に照らし合わせるのでしたら「カウンセリングに繋がる傾聴」レベルでしたら)
(ここで数字を付けてしまうのも何ですが…仕事ですので…)一時間の傾聴応対あたり1,500円〜2,000円とも考えられます。
このことはご経験や傾聴力などに応じて考えられますので、既存メンバーの方でもさらにステップアップされる方は、公平に同様です。
また、このことは一般的にも…
例えば人材派遣会社などが、そこを通じて現場で働いていただいた方々に、実際には、とても低い還元率(例えば3分の1など…。3分の2は派遣会社が得る)であることなどからも、ほんわか倶楽部はその逆以上の方針で行こうと考えて決めてあるものです。
・・・
さらに習得度に応じて、もし「各種ジャンルを盛り込んだ傾聴」レベルが可能となりましたら、個別に5,000円(税別)の時間単価に検討できることになります。
クライエントさんとしても、ご自身のこれからにとって解消や解決に、より効果的に向かっていけるのでしたら、それだけの金額を支払うほうが結果的にリーズナブルとなります。
そうしますと、うち4,000円/一時間をメンバーさんの報酬として可能になってきます。
・・・
ー 備考
「各種ジャンルを盛り込んだ傾聴」レベルの方は、今はメンバーさんにいらっしゃらないので、前向きに検討中の事項です。
私自身は「カウンセリングに繋がる傾聴」と「各種ジャンルを盛り込んだ傾聴」の合間ぐらいだと思います。
櫻井先生が、ご自身のクライエントさんに設定している金額は、一時間あたり5,000円ですが、その金額も参考の1つにしています。
(他所より、ずっとレベルがあり効果的なのにも関わらず、櫻井先生も他所よりリーズナブルにされています。)
○ 還元の方針などについて
繰り返しになってしまいますが、ほんわか倶楽部としては、自社部門としても目先の収益を優先していません。
その理由としては、他の部門、マーケティング支援やビジネスモデル構築支援では、企業間取引ですので一般相場からしても高単価ということもありますが、それだけではありません。
傾聴メンバーさんとしても目先の収入ばかりを優先せずに考えていただいていたとしても、そのお気持ちを踏まえさせていただきつつ…
当然のことの1つとして仕事ですので、事務局としては還元率は大事と踏まえていることをご了承いただけたらと願います。
今まで書いてきたことを踏まえて、ほんわか倶楽部・事務局としては、高めの収益分配(還元)率をメンバーさんに設定させていただいております。
・・・
他にも、ほんわかメンバーさんに、ほんわか倶楽部を通じて収入を挙げていただけるコースはありますが、またの機会があればお伝えさせていただきますね。
(実は、今、公開している「ほんわか倶楽部」のビジネスモデルは、まだ一部に過ぎず、およそ4分の1ぐらいです。)
・・・
【5】追記:『繋がる傾聴・俯瞰講座』について
同講座を私自身も受講してきて推奨しているとはしましても、『繋がる傾聴・俯瞰講座』(全6回で33,000円:税込)は外部の講座ですので、ご存知のように私がコントロールできる範囲にありません。
何度もお伝えさせていただきましたように、同講座の受講は傾聴メンバーなっていただくための義務ではありません。
以下のチャート図にもありましたように、ご自身の判断で『繋がる傾聴・俯瞰講座』以外の他のステップから来ていただいてもOKで、そのようにお考えの方も、実際に複数名おられます。
書籍からの独学であっても、他の講座であっても、どこに自己投資されるかは、各位のご判断に他ならないと思いますし、そのいずれも、ほんわか倶楽部としては義務や条件ではありません。
○『繋がる傾聴・俯瞰講座』を受講される方に、個人的にお伝えしたいこととしては…
他にはない、実践的に凝縮された講座であることは間違いなく、それゆえに推奨してご紹介できました。前もって言いますと、講義が上手というだけでは私はここまで推奨したかどうかわかりません。
分かりやすく体系的で、カウンセリングプロセスが踏まえられており、各種ジャンルに繋がる、というだけでも、正味、本気にさえなれば…年数と資金、労力さえかければ、もしかしたら独学でも学べるかもしれません。
ですが、私にはそこまでの時間はないということと、今、現実に生きるために必要だという理由がありました。
それに何度も触れてきましたように、「使いこなせるようになれるかどうか」、正味、ここがすごく重要と私は考えてきました。
それも出来るならば…「なるべく早くに…」と、公私における現実の必要に駆られて私は思いました。
そのような視点で観れば、その実践セッションの感じやすさ・分かりやすさ、その場でクライエント役がどのような反応をしようと、臨機応変に対応できる熟練度・深さ、つまり、再現度…。
つまり、実感として落とし込めるかどうか…。
落とし込めないと、自分のものとして再現はできないので、これが一番の理由です。
同講座は、最初はサラッとした取っ付きやすいところから、回を重ねる毎に密度が濃くなります。
その上でもポイントとなるところは最小限で済むように精度良く、研ぎ澄まされていると感じました。
学ばれたことのある方ほど、私以上にそのことは感じられるのではないかと予想しています。
密度が濃くなっていっても、上手に分かりやすく感じ取りやすく組まれていますので、真剣であればあるほど、あっという間に感じられるかもしれません。
それこそ、その中にどれだけのものが凝縮されているか見落としてしまうと勿体ないですが、受講生の方には、自らが入ったグループの講座動画はアーカイブとして、櫻井先生から限定URLをご提供いただけます。
そもそもどのような講座でもそうですが、受講後はまだしも、日数を経て薄れてしまったり忘れてしまっては意味がなくなってきてしまいますね。
自らが入ったグループの講座動画は何度も見返すことが出来ますので、浸透し切るまで見直したり、期間を置いてから見直すことで、また違った見え方もするな、と、私は感じています。
なお、個人的には、良きにつけ悪しきにつけ、どちらであっても一人で生きているわけではない以上、「家族療法、システムズ・アプローチ」においても、学んで体得していく意味は大きいと感じています。
今後とも、伴に歩んでいけましたら、本当に嬉しく思います。
とても長文となりましたが、文末まで目を通していただいて感謝いたします!